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スポーツ交遊日記    山根武司 シーエフスポーツ事業部所属。 サプリメント「セリア」の企画開発営業を担当する一方、スポーツ栄養アドバイザーとして陸上・長距離ほか多方面で活躍中。


by cf-seria

バリカンの思い出

昨夜、後輩の散髪をした。
素人ながら散髪歴は十数年になるだろうか。
腕前は自分でもなかなかのものだと思っている。
本人も満足げだったので、
証拠写真も撮ったのだが、
生憎、被写体に恵まれていなかった...。
掲載はご遠慮させて頂きます。

思えば中学から床屋に行かなくなった。
昼休みの理科第一分野の準備室が僕たちの床屋だった。
野球部の鬼監督が一人一人手動バリカンで刈ってくれたのだ。
グランドでは顔から火を噴きそうな勢いで
真っ赤になって怒鳴りつける先生だったが、
バリカンを滑らせる時は別人のように優しかった。
野球のことや進路のことなど色々な話をしてくれたことが
今でも忘れられない。
当時、同級生だけでも20人はいたはずだから、
50人程の野球部員の散髪は相当大変だったに違いない。
握力もパンパンだっただろう...。
時折、油ぎれで髪の毛が引っかかることがあったが、
これが猛烈に痛かった。
その後、ミシンオイルが部員の必携となった。

卒業式を控えた頃、理科準備室に先生を訪ねた。
「最後の五厘、お願いします」
先生はにこやかに迎えて下さり、
いつものようにバリカンを滑らせながら私にこう話された。
「高校行っても野球やれよ」
「オッス!」
硬式テニス部にでも入ろうと思っていたのだが、
浮ついた気持ちはお見通しだったのだろうか。
先生の、あの一言で野球部に入ることになってしまった。
バリカンの思い出_f0036759_23352024.jpg

# by cf-seria | 2006-02-01 23:35 | はじめの一歩

言葉の代わりに

どんなに信頼されていても、
スタッフや選手にかける言葉が見つからないことがあります。
ことが勝ち負けなら初めから覚悟は出来ていますが、
選手に降りかかるアクシデントは時に残酷です。
不慮の事故や思わぬ大怪我には心が痛みます。
こんな時はただただ祈るのみです。

走っている選手、頑張っている選手に
頑張れと言うのは失礼だ。
そう教えられた時に
「本当にそうだな」と心から思いました。
では、どんな言葉が適切なのでしょうか。
未だに見つけられないでいます。
ましてや苦痛に顔を歪ませながら
必死にリハビリに励んでいる選手には言葉がありません。

選手と同じ苦しみは味わうことは叶いませんが、
少しでも心を開いてもらうことが出来るなら...。
そう、思って一緒のトレーニングをさせてもらうことがあります。
もちろん、同じペースで走れるはずもありませんが、
やり出したら途中で投げ出さずに最後までやり通すことにしています。

今日もそんな高校生たちと一緒でした。
生徒達にはペース走でも私には全力です。
ほどなく周回遅れになりましたが
すれ違い様に
「頑張って下さい」と私に声が掛かりました。

一緒に汗して練習を終えると何となく雰囲気が変わります。
もちろん、私の気持ちが違っているのが一番かも知れません。
だからといって何が話せる訳でもありませんが、
先ずは此処からといった感じで、
少し入り口が開いて見えるような気がするのです。

私こそ「頑張らねば」と思うのです。
# by cf-seria | 2006-01-31 23:23 | スポーツ栄養アドバイザー

愛が足りない

時間がなかった。
仕方なく、近くのスーパーで花を買ってきた。
いつものように筆や墨を用意して画用紙に向かった。
構図を決めデッサンを始めた。

筆が進まない。
薄紅色がきれいで気に入った花なのに
思い通りに描けない。
これは困った...。

どうしてだろう。
戸惑いながらも描き上げた。
いつももっと楽しんで描けたのに。
こんなこともあるのだろうか。

彼女に相談してみた。
「愛が足りない」
そう言われてハッとした。

前回描いたのは薔薇。
バラ園まで観察に行ったし、
絵を渡す友人のことを考えて
黄色い薔薇と決めていた。

百合を描いた時もそうだった。
山百合に惚れ込んで、
わざわざ野に咲く百合を取りに行った。
竜胆の時も入れ込んでいた。

心が抜けていた。
愛が足りなかった。
思いが浅かった。
何気なく描けるほど絵は甘くない。
そう思った。
愛が足りない_f0036759_23121019.jpg
※これはコンピュータ処理した画像です。
# by cf-seria | 2006-01-29 22:46 | スポーツ栄養アドバイザー

トレーニングロード

トレーニングロード_f0036759_1352768.jpg

我がいすみ市内の県道です。
ここはニューイヤー駅伝で大活躍中のコニカミノルタや名門本田技研、小森コーポレーション、そして駒澤大学、中央大学の皆さんが春や秋の合宿で走っているコースなのです。以前は海岸沿いを走られていましたが、交通量が増えこちらに移られたようです。私も若かりし頃は自宅から遠くこの辺りまで走ってきました...。
いすみ市内の内陸部は長閑な田園が広がっています。また、緩やかな丘陵が入り組んでいるので、変化に富んだコースはLSDにも最高です。もう少し内陸に入るとトレーニング中の競輪選手にも出会います。
また、陸上とは縁の深い土地でありまして、前陸連会長の青木半治氏や増田明美氏を輩出した町でもあります。
是非、お近くにお寄りの際はお声を掛けて下さい。コースをご紹介致します。
# by cf-seria | 2006-01-27 12:48 | スポーツ栄養アドバイザー

栃東関に思う

昨夜、栃東関があるテレビのインタビューに答えていた。

筋トレ止めたんです。まったくやっていません。

それまでは疲れ切るまでトレーニングに明け暮れていて、
よく考えてみたら、いつもカラダがボロボロだったそうだ。
この気持ち、よく分かる気がします。

やり出したら止められない。
寝ても覚めても競技のことばかり。
気が休まることがない。

人一倍トレーニングをやっていることで満足してしまって、
目的を見失ってしまうアスリートって案外多いんです。
強くなる、勝つという本来の目的に向かっているつもりで、
実は苦しむことが心のよりどころとなってしまうのです。
これってトレーニングの魔力かも知れませんね。
もちろん、誰にも負けない気力体力を身に付けるために、
がむしゃらに鍛え上げることが必要な時もあるんだけど...。

度重なる怪我や大関陥落という困難を乗り越えて、
栃東関が今の心境に至ったお話をもっとうかがってみたいと思いました。
走ることで満足してしまっているランナー、
ダイエットに溺れているランナー、
壁にぶつかっているアスリートたちの参考になるはずです。
もちろん、僕のためにも...。

ブログを通じて色んな人の意見を聞いてみたい。

栃東関は最近、人が変わったと言われるそうです。
目線が遠くなったようなそんな印象が残りました。

ところで、話は変わって会社からのランニングコースに
僕のお気に入りのお寺さんがあります。
ここのお言葉にはいつも深く感心させられています。
栃東関に思う_f0036759_1455493.jpg

# by cf-seria | 2006-01-25 14:55 | 相撲