ジャパンマスターズ2007
2007年 07月 16日

まだ午前10時過ぎだというのに、
会場は満席で場所探しすら難しい状況。
熱気と湿気がムンムンしていました。
結局、飛び込み台裏の階段通路に陣取ることに。
幸いにも写真の通り、レースを縦に見れる好位置となりました。
出場種目50m自由形は11時から予定通り始まりました。
組み分けは年齢が高い順、
また、申告タイムが遅い順になっていました。
いきなり90歳以上の方の飛び込みスタートを目撃。
体に震えを覚えました。
人間、すばらしいなぁ・・・。
因に私の申告タイム35秒で優勝しようと思ったら、
80歳まで生きて続けねばなりません。
ブログを通じて情報交換させて頂いていた
yfmiuraさんのグループと合流。
レースまでのタイムスケジュールや、
アップや招集についてこと細かく教えて下さいました。
yfmiuraさんは大学の水泳部の顧問をされていて、
OBや学生さんにも色々ご協力頂きました。
荷物番やスタート時の応援本当に有り難う。
異常緊張状態にあったのでとても心強かったです。
6,000人を超える出場者の殆どがスイミングクラブやスポーツクラブの所属。
個人参加は珍しいようにも見受けられました。
そんな中にあっていきなりこのような人たちに助けて頂き、
幸せなことだとつくづく思っています。
アップを行うサブプールも50mの長水路。
何百人もの人がひっきりなしに流れ、
水しぶきが舞い上がり奥の視界が遮られるほどでした。
この流れを乱してはいけないという思いからか、
背中から上腕にかけてのあらゆる筋肉が張りました。
そこで予定より早めに上がりストレッチを入念に行うことに・・・。
何だかいつもと違う感触が体から感じられました。
飛び込み練習の列に並びました。
とにかく飛び込み練習をする環境がないので、
ぶっつけ本番でも良かったのですが、
やはり試しておきたかった。
浜寺水練学校出身の恩師の助言を思い出し、
飛び込むことだけに集中しました。
着水は思った以上にうまく言ったのですが、
いきなり両足のふくらはぎがつったのです。
アップを早々に切り上げ、
ストレッチに栄養補給、
マッサージを念入りにし本番を迎えるはめになりました。
補食が効きました。
足の違和感もとれ、
本番は意外なほど集中出来ました。
スタート前、飛び込み台の後ろのベンチに座り深く寄りかかりました。
心臓の鼓動が後ろの位相を遮られた所為でしょうか、
高鳴る胸が飛び出しそうになりました。
着水直後、すべてが順調だと感じ取りましたが、
その時すでに隣の泳者が半身ほど前にいることが分かりました。
始めは2ビートでリラックスしてと思っていた作戦を変更。
キックもストロークも全開にしました。
後はもう、無我夢中です。
ブレスはちょっとしかしませんでしたから、
水も相当飲みました。
最後はもがいていただけかも知れません。
タイムはご覧の通りです。
これが新しい世界への第一歩です。
来年は45歳から49歳の組へ上がります。
もし、同タイムなら順位は半分くらいの位置になりそうです。
そして、80歳になったら・・・。
念願のチャンピオンも夢ではありません???

最後にyfmiuraさん本当にありがとうございました。
これからも何かとお世話になりますがどうぞよろしくお願いします。
by cf-seria
| 2007-07-16 14:26
| はじめの一歩