オールブラックスの精神
2007年 06月 20日

ラグビーニュージーランド代表チーム
「オールブラックス」のスペシャルコーチ
Mr.Ken Yongson氏にお会いする機会を得た。
子供からトップ選手にいたるまで幅広く指導されており、
食生活指導や保護者、指導者教育の必要性について意見が一致した。
この日も地元の小学校を訪問してきたそうだ。
「君たちが受けた恩恵を次の世代に与えなさい。」
「立派な人間になりなさい。優れたラグビー選手は立派な人間なんです。」
オールブラックスの強さの一端を垣間みた。

元オールブラックスでリコーでもプレーをした
Mr.Erony Crark氏も同行されていた。
どんなプレーにも
「コミュニケーション」
の必要を訴えていた。
パスでもコンタクトでも
一人ではなくコミュニケーションなのだそうである。
そんな練習を見ているうちに何か昔と違う空気を感じた。
そうそう、声が小さいんだなぁ。
あんなに激しいプレーしているのに
何だか妙にグランドが静かに感じた。
外部コーチの直感で「コミュニケーション」の必要が生じたのかもしれない。

そんな訳でチーム分けの時に裸にされた学生たち。
ニュージーランドらしいと言えばらしいのだが、
こんなことでもしないと腹から声もでないのだろうか。
但し、今の日本では
別の意味でちょっと危険な指導かもしれない。
ところで、何を持って立派な人間となれるのだろうか。
「与えられた恩恵を返しなさい」
とも言われていたことが今日も耳から離れないでいる。
by cf-seria
| 2007-06-20 10:08
| スポーツ栄養アドバイザー