おやおやビックリ！

先日、オフィースに来客があった。
ご用件を窺い迅速に対応。
後日、そのお客様から担当に連絡が入った。
「あの、色が黒くて目が大きい方に・・・。」
ちょっと照れくさいが気を使わせてしまったと反省している。
名乗ってはいるつもりだが、きちんと伝えられなかった。
何せ、容姿で表現するとなるとやっかりなカラダだ。
きっと頭の中では、
「あの、禿げ上がったビリケンみたいな・・・。」
と思い浮かべたに違いない。
先方の優しさに感謝である。

自分の姿は普段、正面くらいしか確認しない。
姿見もないので鏡を覗くのはひげ剃りと
バックミラーくらいだ。
2週間に一度のセルフ散髪も、
後ろは勘に頼るばかり。
刈り残しは手で撫でて確かめる。
だから、自分でも後ろ姿の写真や
横向きの写真を見ては思わず覗き込んでしまう。
「まさか、こんなに・・・！？。」

角度を変えてみるだけで、
随分イメージが変わってしまう。
同じように自分の本当の姿も
一番見えないでいるのは自分かも知れない。
相手が言い淀んだ時は要注意。
そこには優しさで包まれた客観的な真実がある。
それに気がつかない自分だとしたら
デリカシーに欠けているとしか言い様がない。

今は事実は事実として受け止めたい。
どんなマイナスでも遠慮なくご意見頂こう。
元々ルーズな性格で、
見たくないものには蓋をする方だった。
だから、そうすることの怖さも知っている。
日に日に怖くて開けられなくなる。
そうなるくらいなら知っておいた方がずっと良い。
開けてビックリにならないように、
出来るだけ日に当たてて腐らせないようにしたい。

良いも悪いもすべて自分。
諦めずに付き合わなければ。
周りの人たちは
そんな自分と付き合ってくれているのだから。
感謝。