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スポーツ交遊日記    山根武司 シーエフスポーツ事業部所属。 サプリメント「セリア」の企画開発営業を担当する一方、スポーツ栄養アドバイザーとして陸上・長距離ほか多方面で活躍中。


by cf-seria

痛みと苦しみ

注射が痛いと感じる人と
さしたる痛みを感じない人がいる。
この差は何だろうと思う。

そう言えば中学時代、ギュッとつねって摘み上げた腕の皮に
安全ピンの針を通すという根性試しをやらされた。
野球部で活躍し、
成績も上々、
自分ではかなり優等生ぶっていたつもりだったが、
気がつくといつも悪い連中が屯している中にいた。
義理堅い連中だったが、
義理堅さをしばしば試すのには閉口させられた。
ゴッドファーザーの影響もあっただろうか。
バカバカしいと思いながらも
何故だか度胸試しに惹かれる年頃でもあった。
いよいよ自分の番。
力一杯つねって一気に突き刺した。
思いのほか痛まなかったので少々拍子抜けした。
次の人間の恐怖を煽りたてる連中の気持ちが見えたような気がした。
経験の無いこと、知らないこと、
思い込みなどからくる恐怖心が勝手に膨らんでいたに過ぎなかった。

ところで、痛点が反応して脳に刺激を伝える。
痛みを伝える神経は大小合わせて3種類。
それぞれが痛みの状態に合わせて反応する。
僕は神経質で過敏で弱虫だから痛みには弱い方だ。
それでも野球部では毎日のように殴られていたので、
殴られることにはすっかり慣れてしまった。
今でも殴られることへの恐怖心はなく
殴られることでの痛みには鈍感かも知れない。

つまりは脳が痛みを感じるのだから、
考え方で痛みをコントロール出来るのではないだろうか。
同じように苦しみも気持ちでコントロール出来るはずだ。
同じ状況にあっても苦しいと思わずに
当たり前のこととして捉えられたら話が全然違ってくるはずだ。
痛みや苦しみをものとも思わない精神構造の構築がかなえば、
かなりのレベルでのトレーニングやパフォーマンスが可能となる。
精神論を唱えるとハングリーさの欠如ばかりが露呈されるが、
それを超越した高い精神性を育むことで克服出来ると思うのだ。

これには信頼というものも深く関わっている。
信頼しているトレーナーに施術されても痛くないが、
気のない人に嫌々揉まれると痛くて堪らない。
こうなると触れられただけで許せなくなる。
痛みや苦しみはやはり考え方や信頼関係の中で
違うレベルのものに変えてしまうことが出来そうな気がする。
by cf-seria | 2007-04-23 11:42 | スポーツ栄養アドバイザー