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スポーツ交遊日記    山根武司 シーエフスポーツ事業部所属。 サプリメント「セリア」の企画開発営業を担当する一方、スポーツ栄養アドバイザーとして陸上・長距離ほか多方面で活躍中。


by cf-seria

既製品

通販やネット販売の産直品も随分様変わりしているらしい。
「採れたて新じゃが4キロ入り」では注文が取れない。
調理の手間を省いた「ホクホク蒸かしたて真空パック」時代なのである。
そういうものを便利に使う母親たちは僕と同世代でもある。

高度経済成長世代の我々は既製品の中で育ってしまった。
自ら創りだす能力に欠け、
自分に不都合のものは捨ててしまう。
これは物ばかりではない。
自分に合わないモノは全て相手の所為にしてしまう。
合うモノを探すことには執着したが、
合わせる努力が出来なくなってしまった。
いつしか自分すらも見失い、
世間体と常識を混同してしまっている。
混沌とした社会になったのは
自らの価値観を持ち得なかった
我々の所為ではないだろうか。

子供の頃、我が家には蛇の目ミシンがあった。
たくさんの型紙があり
シャツやズボン、オーバーコートも母や叔母のお手製だった。
自分のサイズにあった服は着心地が良かった。
いつも大きなボタンを付けてくれたのが嬉しかった。

年頃になりみんなが着ているような格好をしたいと
思った頃から様子が変わった。
自分に合う服がなかなか見つからなかったからだ。
さんざん店内を連れ回されて
結局、行き着いた先が「肥満児コーナー」
みんなが着ているような服はそこには置いてなかった。

あれから百貨店が嫌いになった。
服を買いに行こうと思うと嫌な気分になる。
未だに服を買いに行こうと思うと気が重い。
既製品で合うような体ではないからだ。
自分の体格をどうのこうの言っても始まらない。
自分に合った服にすれば良いのだと思う。

ネット販売で安いミシンを注文した。
全部創ろうとは思わないけど、
合うように工夫を加えるくらいは出来るだろうと
密かに思っている。
by cf-seria | 2007-03-07 09:45 | はじめの一歩