相撲との出会い1
2006年 01月 11日
初場所が始まった。
楽しくて心配でわくわくドキドキの毎日が始まった。
この緊張感が堪らない。
相撲好きだった子供の頃と同じ気分でいられるから不思議だ。
あれは大阪万博の翌年、小学三年生の頃だった。
親友の田代君が大好きだった相撲にいつしか僕も夢中になっていた。
明けても暮れても二人で相撲を取った。
いつも代わる代わる違うお相撲さんになりきって取っていた。
僕は豊山や大麒麟がお気に入りだった。
もろざしからのつり出しが得意技だったからだ。
あの頃の新聞のスクラップブックが今も実家に眠っているはずだ。
千秋楽の星取り表が僕には光り輝いて見えてとても貴重な宝だった。
四年生になった時、田代君が墨田区に引っ越した。
しばらくするとあいつから手紙が届いた。
「今度、一緒に相撲部屋を見に行こう」
常磐線と東武線に乗って田代君の待つ白髭橋に降り立った。
冒険にも似た期待と興奮。
それに嬉しさと、ちょっぴり怖さが入り交じって身震いした。
墨田界隈をガイドブック片手に探索して回った。
両国駅の近くに名門「高砂部屋」の看板を発見。
その重々しさに容易には近寄れなかった記憶が残っている。
ただならぬ気配にすっかり腰が引けてしまったのだ。
それはそれは思っていた以上に威圧感のある場所だった。
楽しくて心配でわくわくドキドキの毎日が始まった。
この緊張感が堪らない。
相撲好きだった子供の頃と同じ気分でいられるから不思議だ。
あれは大阪万博の翌年、小学三年生の頃だった。
親友の田代君が大好きだった相撲にいつしか僕も夢中になっていた。
明けても暮れても二人で相撲を取った。
いつも代わる代わる違うお相撲さんになりきって取っていた。
僕は豊山や大麒麟がお気に入りだった。
もろざしからのつり出しが得意技だったからだ。
あの頃の新聞のスクラップブックが今も実家に眠っているはずだ。
千秋楽の星取り表が僕には光り輝いて見えてとても貴重な宝だった。
四年生になった時、田代君が墨田区に引っ越した。
しばらくするとあいつから手紙が届いた。
「今度、一緒に相撲部屋を見に行こう」
常磐線と東武線に乗って田代君の待つ白髭橋に降り立った。
冒険にも似た期待と興奮。
それに嬉しさと、ちょっぴり怖さが入り交じって身震いした。
墨田界隈をガイドブック片手に探索して回った。
両国駅の近くに名門「高砂部屋」の看板を発見。
その重々しさに容易には近寄れなかった記憶が残っている。
ただならぬ気配にすっかり腰が引けてしまったのだ。
それはそれは思っていた以上に威圧感のある場所だった。
by cf-seria
| 2006-01-11 01:08
| 相撲