スポーツ交遊日記    山根武司 シーエフスポーツ事業部所属。 サプリメント「セリア」の企画開発営業を担当する一方、スポーツ栄養アドバイザーとして陸上・長距離ほか多方面で活躍中。


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始めての日本人

天使の歌声として名高いウイーン少年合唱団。
その500年の歴史上はじめての日本人メンバーが来日し話題になっている。
ご興味のある方は是非ホームページへ。

ところで、そのカイ・シマダ君。
ウイーン少年合唱団のコンサートに感動し、
パンフレットに載っていた連絡先に
親に内緒で入団希望を送ったそうだ。
その後、オーストリアでオーディションを受け合格。
現在は現地で寄宿舎生活を送っている。
その勇気と行動力には拍手をおくりたい。

ヨーロッパの伝統文化の中に身を置いて生活することは
それはそれは大変だろう。
しかも、入団当時は10歳だったという。
好きになったり、感動したり、決めるってことや、
出くわすってことはこういうことなんだなぁ。
小さき者大きな勇気が
その名を歴史に残してしまった・・・。

日本人もたいしたものじゃないか。
若者もまだまだ捨てたもんじゃない。
大事なのは大人が子供に感動を与えることなのだろう。
しっかり大人の仕事しなくっちゃ。
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by cf-seria | 2007-04-27 11:41 | 音楽と私

本物に触れる

記憶に残る限り、僕が始めて生で見たスポーツはボクシングである。
暗がりの中、スポットが映しだす二人の男に陰影と共に、
あの肉体をえぐるパンチの音や
血生臭い匂いが今でも忘れられない。
3歳の子供にはそれはあまりにも衝撃的だった。
リングにはアマチュアチャンピオンだった従兄弟が立っていた。
以来、ボクシングは僕にとって特別なスポーツとなった。
何でも本物に優るものはない。
音も匂いも迫力も、その場で体感するに限る。
父には理屈ではなく身体で教わった気がする。
本物に出会った感動は一生ものだ。
何も先入観を持たず、いきなり本物に出会う。
出来ればテレビもラジオもインターネットにも触れず、
雑誌や噂すら聞かずに出会えたら・・・。
真っ白なキャンパスに絵の具を落とすように
色鮮やかに染まることができるだろうに。
今の時代には難しいことかも知れない。
昨夜、我が合唱団のピアニスト湯山優子さんのリサイタルがあった。
終演後、ある高校生が興奮を押さえきれずにCDを購入してくれた。
思えば頬の紅潮した顔を久しぶりに見た気がする。
ちょっと幼い気もするが何だか懐かしい顔だった。
嬉しそうに帰る後ろ姿を見て、
少し期待が持てそうな気がして嬉しくなった。
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by cf-seria | 2007-04-26 09:34 | 音楽と私

痛みと苦しみ

注射が痛いと感じる人と
さしたる痛みを感じない人がいる。
この差は何だろうと思う。

そう言えば中学時代、ギュッとつねって摘み上げた腕の皮に
安全ピンの針を通すという根性試しをやらされた。
野球部で活躍し、
成績も上々、
自分ではかなり優等生ぶっていたつもりだったが、
気がつくといつも悪い連中が屯している中にいた。
義理堅い連中だったが、
義理堅さをしばしば試すのには閉口させられた。
ゴッドファーザーの影響もあっただろうか。
バカバカしいと思いながらも
何故だか度胸試しに惹かれる年頃でもあった。
いよいよ自分の番。
力一杯つねって一気に突き刺した。
思いのほか痛まなかったので少々拍子抜けした。
次の人間の恐怖を煽りたてる連中の気持ちが見えたような気がした。
経験の無いこと、知らないこと、
思い込みなどからくる恐怖心が勝手に膨らんでいたに過ぎなかった。

ところで、痛点が反応して脳に刺激を伝える。
痛みを伝える神経は大小合わせて3種類。
それぞれが痛みの状態に合わせて反応する。
僕は神経質で過敏で弱虫だから痛みには弱い方だ。
それでも野球部では毎日のように殴られていたので、
殴られることにはすっかり慣れてしまった。
今でも殴られることへの恐怖心はなく
殴られることでの痛みには鈍感かも知れない。

つまりは脳が痛みを感じるのだから、
考え方で痛みをコントロール出来るのではないだろうか。
同じように苦しみも気持ちでコントロール出来るはずだ。
同じ状況にあっても苦しいと思わずに
当たり前のこととして捉えられたら話が全然違ってくるはずだ。
痛みや苦しみをものとも思わない精神構造の構築がかなえば、
かなりのレベルでのトレーニングやパフォーマンスが可能となる。
精神論を唱えるとハングリーさの欠如ばかりが露呈されるが、
それを超越した高い精神性を育むことで克服出来ると思うのだ。

これには信頼というものも深く関わっている。
信頼しているトレーナーに施術されても痛くないが、
気のない人に嫌々揉まれると痛くて堪らない。
こうなると触れられただけで許せなくなる。
痛みや苦しみはやはり考え方や信頼関係の中で
違うレベルのものに変えてしまうことが出来そうな気がする。
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by cf-seria | 2007-04-23 11:42 | スポーツ栄養アドバイザー

心を合わせる

毎日、あちこちのチームでピカピカの新入部員たちを見かけます。
まだまだぎこちなくまるで異星人。
その所為か、チーム全体がしっくりといかない感じがします。
先日、千葉で行われたラグビー日本代表合宿では
長縄跳びを練習に取り入れたようです。
歩調やタイミングを合わせて跳ぶ、まわす。
寄せ集めの代表を一つのチームにする。
技術練習より大事なことなのかも知れません。

このところ邦画が息を吹き返してきました。
この五年間の間に流行った映画やドラマを考えてみると、
学校や職業、スポーツを通じて
「気持ちを合わせて頑張る」
「目標を達成させる」
「夢の実現」
そんなテーマが多くなりました。
おじさん世代も子供も抱え込め、
しかも世の中が飢えているテーマ。
映画やドラマになるということは
現実にはあり得ないことになっている。
そんな気がしてなりません。

気を合わせる。
そんな単純なことが
永遠のテーマのようになってしまった現代社会。
言いようの無い淋しさを感じながら、
そんなドラマに涙する今日この頃です。
筋書きの無いドラマが、
新入生たちを固い絆で結んでくれることを
祈るばかりです。
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by cf-seria | 2007-04-19 09:53 | スポーツ栄養アドバイザー

アルハラ注意!

耳慣れない言葉がラジオから聞こえてきた。
セクハラ、パワハラに続くハラスメント。
新入生や新入社員歓迎コンパで
アルコールを強要することを言うらしい。
安酒場で時折遭遇する輩。
大して仲も良くないのに
バカ騒ぎする学生達には閉口してしまう。
あれじゃまるでゲームだ。
空しくその場をやり過ごしているようにしか思えない。
大人の偏見だろうか・・・。
お金が無い時も学生証で飲ませてくれた
農大通りの居酒屋が懐かしい。

・・・ここで、ちょっと誤解の無いように説明すると、
学生証を強要されたのではなく、
後で良いと言って下さったのだが、
それでは気が済まなかっただけである。
それどころか、懐が淋しくつまみをあまり頼まなかったら、
「これ食べなっ!」って振る舞って下さったり、
キープした客が来なくなったボトルを
スーッと差し出して下さったのでした・・・

いじめの後遺症なのだろうか。
どこかぎこちなくて、
一歩も二歩も踏み込みが足りない。
目の前の出来事に、
「それって他人事か?」
と思わず突っ込みたくなる。
もっと素直に、
人を信じて、
人を愛して、
勇気を出せばいいのに。
もっと熱い学生時代を過ごして欲しい。
僕等は朝まで語り合った最後の世代なのかなぁ。
そんな学生だったから、
何がなくても酒が必要だった。

幸い僕には
この歳になっても学生と酒が飲める幸せがある。
もっともっと良い酒飲ませてやろう。
ただ、そう思う。
痛ましいニュースが流れないことを祈りながら。
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by cf-seria | 2007-04-14 01:32 | 無題

カラダの不思議

今や言わずと知れた長距離王国ケニア。
その選手の体組成を調べてみると、
意外や意外、日本選手と差したる違いは見つかっていない。
同じようにトップ選手だからと言って、
図抜けた能力に恵まれているとも限らない。
秀でた記録が不思議なくらい並の人間だったりする。
スポーツに於ける強さの科学的解明は、
まだまだ先のことになるだろう。
世のアスリート諸君!
自分を見捨てるなかれ!
結果の差を裏付けるのは、
豊富な運動量や技術力、精神性、
さらに食事に因る部分が大きいということだ。
つまり、工夫次第で這い上がれる。
どうだ、面白いと思わないか・・・。
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by cf-seria | 2007-04-10 16:26 | スポーツ栄養アドバイザー

ぶら〜り「いすみ」


我が社のある南房総いすみ市周辺の風景です。
最近は都会から移り住む方が増えてきました。
田園風景が広がり、里山に恵まれた豊かな里です。
街中がマラソンコース。
先日もと或る高校の駅伝チームが練習に来てくれました。
どこを走っても変化に富んでいて飽きません。
お近くにご予定がある時は是非声をかけて下さい。
ご希望のコースをご案内します。
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by cf-seria | 2007-04-09 17:26 | スポーツ栄養アドバイザー
合宿で生徒たちと食事をすると
食が細くて驚かされる。
あれこれ思っても仕方ない。
運動させて腹空かせてやるしかないだろう。
飽食の時代の先にあったのは
崩食の時代なのだ。
さらに気になるのが
咀嚼が遅いこと、
そして嚥下が出来ないこと。
みんなリスのように頬を膨らませて、
口を尖らせてテーブルを見つめている。
そんな姿を見るにつけ、
食べられないのなら、
運動量も制限するしかないのだろうかと
不安になってくる。
噛む力も
飲み込む力もない。
人間らしく活動的に生きる能力が
退化し始めているのかも知れない。
そう言えば、と或る企業の営業部長が言っていた。
若手社員は得意先との会食の時に困るのだそうだ。
食べるのが遅くて、
会話に参加しない。
ただでさえ緊張している訳だし、
嫌いなおかずも多いことだろうから、
きっと食べるだけで精一杯なのだろう。
これが現実だ。
※注 咀嚼:よく噛み砕くこと。意味を良く考えて味わうこと。
   嚥下:口の中のものを飲み下すこと。
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by cf-seria | 2007-04-09 09:37 | スポーツ栄養アドバイザー

メジロ

昨日、メジロが一羽、道路にうずくまっていた。
車を止めて手を差し伸べても動かない。
とりあえず助手席に乗せてホームセンターへ急いだ。
メジロ用の餌と、
注射器のような餌やり器と、
藁の寝床と、
ホッカイロを買った。
カイロをぞうきんに包んで、
藁の寝床の下に敷き、
練り餌を口に差し込んで、
暖めながら暫く様子をみた。
すると、あっという間に元気になった。
「もう、元気か」
というくらいバタバタ飛び始めたので、
窓を開けると元気に飛び立っていった。
この間、たったの30分。
陽気の変化にメジロも参ってしまったのだろうか。
色々買い込んだが用がなくなってしまった。
外は日差しも戻り暖かに感じられた。
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by cf-seria | 2007-04-05 10:47 | スポーツ栄養アドバイザー

採点競技に思う

評価は全てジャッジに委ねられている。
僕だったらとても耐えられない。
そこには努力だけでは越えられない
大きな壁があるだろうに。
昔、親父が言ってたっけ。
「西条は適地でチャンピオンになったから凄いんだ。」
幼い僕にはその意味が分からなかった。
豪州で未だに絶大な人気を誇るファイティング原田。
地元チャンピオンを3回もダウンさせたのに、
疑惑のジャッジに3階級制覇は幻に終わった。
KOのあるボクシングですらホームアドバンテージは否めない。
なのに何故・・・。
アイデンティティーや
容姿の壁を乗り越えて活躍する採点競技のアスリートに
学ぶべきものがありそうだ。
何だか、自分との戦いだけなら
簡単だと思わないか・・・。
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by cf-seria | 2007-04-04 09:37 | スポーツ栄養アドバイザー