スポーツ交遊日記    山根武司 シーエフスポーツ事業部所属。 サプリメント「セリア」の企画開発営業を担当する一方、スポーツ栄養アドバイザーとして陸上・長距離ほか多方面で活躍中。


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楽は苦の種・・・

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今日も日中は暑かったなぁ。

不思議とこんな日はお寺さんに足が向く。

鎮守の森ならもっと良いんだろうけど、ちょっと遠そうだ。

ところで、楽(らく)はこの場合、容易いことの意。

狭き門より入れ・・・と良く言われたが、

真理に洋の東西はないようだ。

(やっぱり神社まで歩かないと涼は得られないんだ・・・。)

意外なことに楽はもともと樂と書いた。

琴や箏などの弦楽器を指した象形文字に由来するのだそうだ。

最近、ウクレレを弾きはじめたが、

やはり難しいコードや軽快なストロークや

三連符をマスターしないと楽しめるまでには至らない。

何でも越えるまでは諦めちゃいけないってことか。

埃が被ることがないように少しずつでもチャレンジしよう。

目標はもちろん弾き語り。

ウクレレつま弾きながら小粋に歌いたいね。

只今、夜空ノムコウをFで練習してます。
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by cf-seria | 2006-08-29 16:58 | 音楽と私

瞬間

葛飾北斎 富嶽三十六景神奈川沖浪裏
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北斎の描いた浪を見て

「こんな訳ないだろう〜。チッチキチィ〜!」

と密かに思っていた。

ところが、5000分の1秒で撮影すると

このような浪の姿が現れると言う。

スタンフォードが馬の連続写真を撮影させ

今まで描かれた絵と実際の違いに世の中が仰天する

半世紀近くも前のことだからビックリだ・・・。

ところで、

小学校5年生の時、初めて手にした中古カメラ「ミノルタ1」は

シャッタースピードが500分の1秒だった。

それでも友人の打球をシャッターが捉えた時は興奮したものだ。

同じ頃、よく近くの水路にタナゴ釣りに出かけた。

親父のヘラ竿の先っちょを拝借。

小さな小さなタナゴ針に

近くのドブですくってきたアカムシをさし極細のテグスを垂らす。

ビクッと微かに伝わる超高速振動を味わったものだ。

あのタナゴ特有のひきが堪らなかった。

その感触が未だ手に残っている・・・。

大して誇らしい野球経験でもないのだが、

忘れられない打球がある。

投手の放った球の軌跡とインパクトの瞬間。

打球の行方、試合の状況、球場歓声。

さらには太陽の位置までハッキリ覚えている。

川上哲治氏曰く「止まって見える」瞬間が僕にもあった。

なんだ、考えてみると凡人にも瞬間を捉える力はあるんじゃないか。

人間、もしかしてそんな瞬間を楽しむ本能が

本来備わっているのかも知れない。

きっと、その瞬間を操れる人が

芸術家だったりアスリートだったりするのだろう。

凡人としてスポーツ観戦する場合を考えても、

なが〜い試合時間の中でその瞬間を見たい訳だし、

もし、見損なったら台無しなのである。

むしろそれが勝敗より大事だったりする。

スポーツと芸術と両方に携わる人間として結論。

プレーヤーは最高の瞬間を創造するために

日々の努力と研鑽を怠らないこと。

そして、見る者は心して見るべし!

何事も北斎のような心と眼で見られるようになったら

どんなに楽しいだろう。

少々、強引な結論、お許しあれ。
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by cf-seria | 2006-08-25 15:13 | 無題

早実優勝に思う・・・

早実優勝に日本中が沸いている。

そもそも日本人にとって何故、高校野球は特別なのか。

名もない県立高校でやっていた僕らでさえ

少なからず特別扱いされていたのは事実である。

生徒会の予算もそうだった。

野球部は無条件で予算が通った。

試合で公欠すると

こんな僕にさえ下駄箱にレポートが入っていた。

バレンタインは部室にチョコレートが積んであった。

なのに・・・。

夏の大会。

選手は電車で球場まで出かけていたのに、

応援団はバスをチャーターしていた。

球場に横付けされたバスを仰ぎ見た時、

何か違うぞ、と思ったのを思い出した。

はしゃいでいるのは外野ばかりなのである。

急増応援団に加わった美術部の同級生が

フラフラしながら応援旗を持ち続けているのを

グランドから見ながら倒れるんじゃないかとヒヤヒヤしていた。

みんな高校野球に何かを託しているかのようだ。

確かに、人一倍の覚悟と決心のもとに頑張っていた。

厳しさに絶えられず辞めていった奴は数知れない。

頑張り通した自分たちには誇りと自信もあったと思う。

でも、お門違いの夢や期待をかけられても

何かしっくりこないのである。

もっと純粋に野球を愛して理解して楽しんでくれたらなぁ・・・。

選手より張り切っている応援団を見て

そんな思いがぶり返してきた。

それにしても今年は気の所為か

最後まで諦めないチームが多かったのには感心した。

自分を信じて仲間を信じて貫き通すことが

出来なくなっているから高校野球に期待しちゃうんだろうか・・・。
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by cf-seria | 2006-08-22 09:27 | はじめの一歩

生命力は食にあり

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日曜日、横浜中華街で会食した。

真夏だというのに大賑わい。

子供の頃から慣れ親しんだお店と言っても

そこは中華街。

ちょっとよそ見していると

どこだか分からなくなってしまう。

仕方なく容赦ない日差しを浴びながら前行く人の背中を信じ、

流れに身を任せ牛歩していたら暑さで頭がくらくらきた。

ウインド越しに見える子豚の丸焼きが

通りを行く僕らより涼しげに見えるから不思議だ。

乳幼児から90歳をこえるお年寄りまで

丸テーブルを囲んでワイワイ楽しんだ。

運転手の私の目の前で、

紹興酒が何本も空になっていく・・・。

何だっけなぁ。

ちょっと名前は覚えられなかったけど、

大きな白身魚のフライが出てきた。

戦前戦中世代は美味しそうに骨までバリバリ食べていた。

「背骨だけは硬いので注意して下さい」

と店員さんに言われるくらいに。

ところが、やっぱり戦後世代というより

若い人たちは箸もつけない。

若者たちのテーブルに残った魚は・・・

お年寄り達がおみやげに持って帰りました。

丈夫で長生きは食にあり!

深海魚の歯まで噛み砕いてしまう

生命力にはすっかり脱帽しました。
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by cf-seria | 2006-08-17 10:45 | アスリート御膳

夏バテ注意!

f0036759_12181316.jpg日照不足が心配されましたが

こちらでは早くも「ふさおとめ」の収穫が始まりそうな気配です。

昨日は高校生の練習にお邪魔しました。

以前にもブログで紹介した競走馬牧場のダートコース。

(ランナーズ誌にも紹介されました)

起伏に富んだふかふかな砂の上を走ると

普段は使いもしない筋肉繊維の一本一本が動員され

体中から汗が吹き出しずぶぬれになりました。

着替えてもなお汗が引かないので

座席にサーファー用の防水シートを敷いて

ビショビショの体を持てあましつつ家路につきました。

合宿やインターハイで真っ黒になっていた選手たち。

バテ気味の様子もチラホラ見られちょっと心配になりました。

夏休みもまだ3週間近く残っています。

2次合宿、3次合宿も控えていることでしょう。

こんなところで夏バテなんてしないように食生活注意して下さい。

夏バテは思いの外、回復に時間を要します。

また、貧血や肝機能障害を誘因します。

その他、無気力や激しい倦怠感からモチベーションを下げてしまいます。

予防にはしっかり食べること。

そして、規則正しい生活を守ることです。

食事は口当たりの良いものだけで済ませないで下さい。

血や肉になる栄養を意識して摂るように心掛けて下さい。

夏はバランスの良いタンパク源としてカツオやマグロなどをお勧めします。

そもそも夏期トレーニングは運動量が多いので、

その分しっかり食べないと体は衰弱するばかりです。

また、糖分の摂りすぎは禁物です。

水分補給は大事ですが、

スポーツ飲料ばかり飲んだり、

アイスやジュースをひっきりなしに飲んでしまって

糖質の過剰摂取になると体からビタミンB群が失われます。

このため、エネルギー合成が出来なくなり体が動かなくなります。

疲労と糖質過多の症状は

先ず、言いようのないだるさや眠気に襲われます。

腰から下の部分が浮腫みやすくなります。

もし、脛の前部、つまり脛骨の辺りがむくんでぶよぶよになり易い人は要注意。

医師ではないので決めつけることは出来ませんが

こうなったら明らかに脚気と同じ状態だと言えます。

既にこうなってしまっている人は

ビタミンB群のサプリメント摂取や

玄米・雑穀米などをお勧めします。

また、豚肉なんかも良いですよ。

とにかく、夏バテは予防が肝心です。

ご注意下さい。
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by cf-seria | 2006-08-12 10:19 | スポーツ栄養アドバイザー

英連邦戦没者追悼礼拝

真夏の太陽が容赦なく照りつける8月の第1土曜日。

毎年、この暑い日に保土ヶ谷の英連邦戦死者墓地では

戦時下の日本でお亡くなりになられた

戦没捕虜の方々の追悼礼拝が行われます。

豪州・ニュージーランドとの交流を続けてきた我々の合唱団も

縁あって昨年から平和と祈りの歌を献げています。

演奏旅行を通じて、

平和を思うには

痛ましい歴史も決して忘れてはならないのだということを

出会った方々に教わりました。

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我々の愛する歌が

時代や国や言葉や人種や宗教の壁を越えて

人の心に染み入り、

心を浄化させてくれる力があるなら

このような活動も平和への一助となるものと信じています。

共に肩組んで歌っていれば幸せなんだということを

メルボルンの合唱フェスティバルで実感しました。

1人でも多くの人に共に歌う喜びを味わって頂ければと願うばかりです。

指揮者の升本先生が当日の様子をムービーにして下さいました。

我々の活動の一端をご理解頂くご紹介いたします。

ホームページのトップページをクリックしてみて下さい。
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by cf-seria | 2006-08-09 10:04 | 音楽と私

負けるな気持ち

「病は気から」と昔から言われるように

気持ちがやられると病気に冒されてしまう。

「嫌だ」とか「ダメだ」と思った瞬間から

そこにストレスが生じる。

この状態が続くと思わぬ病魔を引き寄せてしまう。

例えば、「過敏性腸症候群」。

激しい緊張やストレス下に身を置いているうちに

交感神経が亢進するため

副交感神経が機能しなくり

消化器官が働かなくなって下痢に至るという訳だ。

このような状態に陥ると不眠などの症状も現れる。

「夏は弱い」と決めつけている人。

「試験や試合」って言葉に弱い人。

試合の直前やスタートラインに立っても

トイレが気になるような人は要注意。

デリケートで緊張しやすい選手が陥りやすいのである。

夏合宿を前に想像するだけで気持ちが萎えてしまっていないか。

先生や監督の言葉にいちいちくよくよ考え込まないか。

他人の目を気にしすぎてプレーに集中出来ない。

チャンスに活躍出来ず、酷く落ち込んでいる。


思い当たる人はこの夏は気をつけて欲しい。

次第に夏バテや貧血、

さらに抵抗力が低下すると感染症なども招きやすくなるからだ。

こんな状態を引きずっていると

処暑トレーニングや夏期合宿中に

プッツンと糸が切れたようにモチベーションが下がってしまうこともある。

そうならないために、

気持ちを強く持って欲しい。

みんなチームのため、勝利のために

人一倍努力してるのだから、

もっと自分に自信を持とう。

気持ちの切り替えを上手にして

よく食べ、よく寝て、よく遊び、

そしてトレーニングに集中することだ。

出来ると信じる気持ちが体をも強くする。

そう思い続けることで自分も変えられる。

さぁ、もうちょっとだ、頑張ろう。

お盆過ぎたら茜の空から

心地よい風が降りてくるじゃないか。

背中に、頬に感じるあの快感は

頑張ったヤツにしか味わえないのだから。
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by cf-seria | 2006-08-08 09:49 | スポーツ栄養アドバイザー

信じ続ける理由

「あれから僕たちは何かを信じて来れたかな・・・」

僕らのレパートリー中で最も人気の高い曲である。

□MAPよりも上手いともっぱらの評判だ。

曲の力もさることながら

歌詞に魅了されている方も多いようだ。

信じるって難しい時代なのかなぁ。

そう思うと歌っていて切なくなってしまう。


ここ数年、人を見送ることが多くなってきた。

去る人、分かれる人、挫ける人、諦める人、他界する人・・・。

そして、僕はいつも見送る人だった。

見送られるのは旅と卒業しか経験がない。

正直、しんどいと思うことはある。

立ち止まったことだって幾度もあった。

だけど、やめようとは思わない。

頑張ろうと静かに思うだけ。

自分の信じた道を疑ったことはない。


やめる人にはいつも理由があった。

それ以前の問題も、それ以降の問題も含めて。

山ほどの言い訳を抱えて突如現れる。

相談されたことなんて一度もなかった。

唐突に三行半を突きつけてくるのだ。

僕はいつも冷静を装い

沸き上がる感情を押し殺し

ただただ見送ってきた。

何故だろう。

中学も、高校も、大学も、そして今現在もそうだ。

この違いは何だろうか。


先日、ある作家が語っていた。

スポーツには闘争心が絶対必要だ。

闘争心とはどんな状況でも信じて諦めない心なのだ。

サッカー日本代表で闘争心を持っていたのは唯一中田だけだ。

日本が強化しなければならない精神力とは闘争心なのだそうだ。

なるほど、合点がいった。

僕が信じ続けてきたのはレベルの違いこそあれ闘争心に他ならなかったのだ。

続ける人には理由なんてないと勝手な思い違いだった。

そう思うと、何だかスーッと一瞬楽になったが、

あの孤高のヒーローの背中が脳裏をかすめ

胸がクゥッと締め付けられた。
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今日も暑かったですね・・・。
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by cf-seria | 2006-08-04 19:24 | はじめの一歩

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「おばちゃ〜ん、氷、三貫目下さい。」

今朝、ランニング中に雲一つ無い夏の日差しを仰ぎ見たら

中学一年生の夏休みの風景が脳裏に蘇った。

野球部は1日も休まず朝から日暮れまで練習漬けだった。

60人くらいはいただろうか。

当然、ボールになんか触れない。

レギュラーは雲の上の上くらいの存在だ。

野球なんてやった記憶がないくらいだ。

午前中はずっとウサギ跳びだったり坂ダッシュを言い渡されて、

どこまでやったら終わるのかは決して告げられないまま、

燃えるようなグランドでただひたすらに跳び続ける毎日だった。

手押し車なんて日にゃ、やけども覚悟しなければならい。

真っ白に焼けた関東ローム層はいったい何度あったんだろう。

みんな手の皮がべろりと剥けていた。

もちろん、当時は給水なんてありゃしない。

だから、命は自分たちで守らなければならなかった。

朝早く、上級生が来る前にグランド脇の竹林の中に入って、

水を入れた500mlの紙パックを埋めておくのだ。

球拾いで竹林に入った時に

ボールを探すふりして穴に埋めてあった紙パックに口をつっこんで

チュウチュウすって飲んだものだ。

ところが、どういう訳か先輩に見つかってしまい

おしりがバットの形が分かるほど真っ赤に腫れ上がった。

それでも懲りなかったんだから生命力とは凄いものだ。

ところで、そんな僕らの楽しみは極冷えカルピスだった。

監督が「おい、一年坊主、氷買ってこい!」

すると2、3人の一年生が一輪車を押しながら跳ぶように氷屋へ走った。

駅前の氷屋までは一キロぐらいはあったはずだが、

この時ばかりは楽しくて楽しくてもっと近く感じた。

三貫目は12キロくらいだろうか。

よろけながらも大事に大事に運ぶと

大きなポリバケツに放り込んだ。

これが待っていると思うだけで

午後も頑張れる。

頭叩かれようが何されようが、

柄杓でカルピスすくってくれるだけで

こんな良い先生いないって騙されちゃうから単純である。

バカだね、まったく。
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by cf-seria | 2006-08-03 12:52 | はじめの一歩

一膳めしや大繁盛

週末、久々に大阪を訪ねました。

関空から電車に乗って車窓を流れる景色に目をやると、

あたりには郊外型の大型スーパーや外食チェーンの

見慣れた看板が立ち並んでいました。

玉子焼きに砂糖を入れるか入れないか?

以前、私のつくった玉子焼きを吐きだした大阪の甥っ子と

ちょっとした議論になったことがありました。

妹も嫁いでからそんな違いの数々に随分戸惑ったようです。

いずれ、そんな違いもなくなってしまうんでしょうかねぇ・・・。

ところで、最終の飛行機に間に合わせようと

帰りはタクシーに飛び乗りました。

すっかり日の暮れた町並みに、

チェーン店のネオンが眩しく輝いて、

一層、どこの街やら区別がつかなくなっていました。

すると、見慣れた一膳めしやの前に行列が出来ているではありませんか。

「あぁ、インターハイ選手たちで賑わっているのか」と思いきや、

「日曜日の夕食を一膳めしやで食べるのが流行っている」

っていう話を運転手さんがしてくれました。

日曜日はお母さんの家事休業日。

子供達もお母さんの料理よりも豊富なメニューから選べるので、

大喜びなのだそうです。

ちなみに私はこの日、昼も夜も空港ロビーのうどんを食べました。
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by cf-seria | 2006-08-02 12:57 | スポーツ栄養アドバイザー