スポーツ交遊日記    山根武司 シーエフスポーツ事業部所属。 サプリメント「セリア」の企画開発営業を担当する一方、スポーツ栄養アドバイザーとして陸上・長距離ほか多方面で活躍中。


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はじめて・・・

羽田空港にて
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もうすぐ、76歳になる親父と始めて飛行機に乗りました。

そう言えば二人で出かけたことさえ記憶にありませんでした。

寅さんが実家に帰ったような何とも言えない雰囲気でありました。

用事が用事なだけに楽しい旅ではなかったのですが、

勢いとは恐ろしいものでありまして、

道中、親父がポロッと語るんです。

春に親父が旅した先で紹介されたミャンマーの学生を

面倒見ようと手紙のやりとりをしているそうなのです。

昔から、気がついたら狭い我が家に他人が暮らす家でしたから

何の不思議もないのですが・・・。

何故、ミャンマーなのかは話すと長くなるのでまたの機会にします。

いずれにせよ、まだまだ頑張る気があるんだなぁと

ある意味、ホッとしました。

ところで、行きの飛行機で

小学二年生の男の子と隣り合わせになりました。

和歌山のおばあちゃんを一人で訪ねるそうなのです。

僕も家業が忙しく、

小学校五年生の時に一人で九州の祖母と

四国の親戚を訪ねたことがありました。

でも、まだ7歳の子が・・・。

これがしっかりしていておじさんすっかり感心してしまいました。

任天堂のDSを持っていると自慢してくれたので、

「おじさん、やわらか頭塾やったら1級だった」って自慢したんです。

ところが、「僕、初段だよ」と一蹴。

しかも「お父さん7段、幼稚園の妹が2級なんだ」だそうです・・・。

にわか知識じゃ子供には通用しなかった。
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初めての関空です。
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国立科学博物館の鯨の骨みたいなロビーでした。
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by cf-seria | 2006-07-31 01:17 | 無題

ポスターです

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演奏旅行のポスターです。

社内に掲示して頂きました。

何とも晴れがましい気分です。

ニュージーランドやオーストラリアの街角で見かけただけで、

胸が熱くなりそうです。

NZ南島ネルソンのホストファミリーが元気ならば、

車のリアガラスに張って街中を走り回ってくれているでしょう。

日本じゃ恐らく車検は通らないほどのおんぼろ車。

ダッシュボードを開けると入れ歯が落ちてきます。

いつも独り言ばかり言っていて

正直なところ、何を言っているのか判別に困る親父さんです。

意味不明な料理が出されたり、

突然、似つかわしくないような高級レストランにつれていかれたり、

何度会ってもぎこちない間柄です。

こんなに長年付き合っているのに、

会話が成り立ったことがないんだから不思議です。

空港を旅立つ僕とは目も合わせないくせに、

頬がいつも紅潮しています。

ネルソンの人は彼をビッグ・ジムと称えています。

合唱団歴は50年以上。

彼の右に出る人は恐らくこれから先も出ないでしょう。

空港で待っていてくれるのか正直不安です。

最近、歳のせいか心臓がバクバクすることばかりで、

余計な心配はしたくないんです。

だから、今年もジムに会いに行きます。
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by cf-seria | 2006-07-30 00:07 | 無題

あれから

丁度一年前、大きな地震があった。

おりしも関東地方は猛暑で連日真夏日を記録していたと記憶している。

地震の影響で電車が止まり、運悪く仕事帰りの母親が車中に缶詰になってしまった。


ところで、40年間、親父と一緒に工場をやりくりし働き詰めだった母の楽しみは

我孫子の自宅から松戸の工場までの通勤だった。

通勤仲間も多く、

柏の買い物先に沢山のお茶友達がいたようだ。

母亡き実家の冷蔵庫には喫茶店の割引券が束になって

マグネットされていた。

母からお茶をごちそうになったと色んな人から聞かされた。

丁度、通夜の日に喫茶店のポイントを貯めた応募券が当たって

掃除機が届いたのには笑ってしまった。

母はおそろしいほどの掃除魔だった・・・。


葬儀には人なんて来ないと思っていたら、

見たこともないような女性たちが大挙して涙を流しているのに驚かされた。

余りの見当違いに葬儀屋に怒られたくらいだった。

知っているつもりで知らないことは多いんだな。

そんなことを教えられたような気がした。


親父の工場は俗称「引っかけ屋」

かつてはライターやコンパクトで多忙を極めた仕事だった。

しばらく低迷していたが、

今はデジタルカメラなどで息を吹き返しているようだ。

その職場はバーナーやら、乾燥機やらで熱地獄状態。

並の人間なら1時間もいられない。

ましてやあの猛暑だ・・・。


仕事を終えて途中下車していつもの通りお茶でもしていたら

何事もなかったのかも知れないが、

車中に閉じこめられた数時間であっという間に参ってしまったようだ。

夜10時頃帰宅した母が

疲れたと漏らしていたのを後に近所の人から教えてもらった。

その時、脱水症状から腸閉塞を起こしていたことが容易に想像される。

最初に行った救急病院では単純に熱中症と診断された。

ところが症状がいっこうに回復せず、

数日の後、

救急車で大学病院に運ばれた時にはすでに手がつけられない状態だった・・・。

母らしい生涯。

誰にも迷惑を掛けずあっという間に他界してしまった。

僕の知る限りでは病気一つしたことがないほど頑強な母だった。


熱中症は甘く見てはいけない。

医者は完璧じゃない。

そのほか、此処には書ききれないほど

色々なことを母の死から教わった気がする。

そんなことを思い出しつつ、

栄養士やコンディショニングに携わる人たちへ苦言を一言。

みんな口で言うほど人の生死にはかかわっていない。

そんな甘さが垣間見られる気がする。

選手はもっと緊迫していて、

机上の理論だけでは済まされない状況下にいるのだ。

我々は人の生き死にや人生に深く関わる大事な仕事。

アスリートは常に真剣に我々に助言を求めている。

私は栄養士ではないから

栄養士以上に勉強してきたと自負している部分もあった。

だけど、あれから私の中で何かが変わった気がする。

我々のような人間は

判断もアドバイスもいつも命と背中合わせなんだということ。

自分の言動には命が関わっているんだということを

常の忘れてはならにのだ。

これからスポーツ栄養に携わる若者諸君にこそ、

この思いを理解して欲しい。

アスリートの人生に寄り添うということは

生半可なことではないということを私自身も肝にめいじたい。
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by cf-seria | 2006-07-28 02:12 | 無題

演奏旅行に向けて

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成田出発まで残すところ40日余り。

この週末も準備や練習を集中的に行った。

7/10の東京での演奏会を皮切りに

演奏旅行は既にスタートしたも同然だ。

今回はシドニー在住の先輩も練習に初参加。

メルボルン、アデレード、そしてカウラでのステージで一緒に歌うことになった。

徳島、長野、栃木、茨城、神奈川、東京、埼玉、そして千葉。

これにオーストラリアのメンバーも加わり、

いよいよ誰にもマネの出来ない「広域合唱団」になってきた・・・。

練習を終え、それぞれの思いを胸に帰路についたメンバー達の

帰りの無事を心から祈る。

ところで、

日本では3週間の休みはなかなか許されるものではない。

実際、会社が許可しないケースもある。

実は、相当な覚悟で旅に出るわけで、

メンバー1人ひとりにかなりの勇気が求められる活動であり、

意義深いものであることを

1人でも多くの方にご理解いただき、

応援して頂きたいと切に願っている。

いずれにせよ、

実り多き旅行となるよう充実した日々を過ごしたい。
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by cf-seria | 2006-07-23 19:42 | スポーツ栄養アドバイザー

自分の学習スタイル

昨日、流通経済大学付属柏高校ラグビー部

ミーティングにお邪魔した。

夏期合宿を直前に控え

選手たちもスタッフの皆さんも

良い緊張感に包まれていた。

そんな最中、

コーチに勧められて

あるテストを受けさせて頂いた。

私の学習スタイルを判別するものであった。

目的は知らされずに先ずは設問に答えた。

結果は・・・。

私は書いて覚えるタイプでも、

聞いて覚えるタイプでも、

読んで見て覚えるタイプでもなく、

行動と共に体得するタイプであることが判明。

トンガなどの島国の人たちは殆どがこのタイプに属するそうで、

ラグビーの指導スタイルを考える上でとても役に立っているそうです。

私をご存じの方々が何度も頷く姿が容易に想像出来ます。

残念ながらここに紹介するのは英語版ですが

日本語版と内容は同じです、

VARKテストのホームページ

是非、自分の最適の学習スタイルを調べてみて下さい。

果たして、みなさんはどのタイプ?

そして、私には何事も体を使って教え込んで下さい。
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by cf-seria | 2006-07-20 12:30 | スポーツ栄養アドバイザー

むら

何でもコンスタントじゃなきゃって思うんだけど、

僕の場合、自分で言うのも何ですが、

正義感が強かったり、

感情が高ぶりやすかったりして、

並はずれて心臓がドッカンドッカンしやすい方でして、

何かあると何も手が付けられなくなってしまいます。

これがスポーツ選手としては成功しなかったところだと

自分では分かってはいるんだけど

不惑を過ぎてもどうも迷ってばかり。

むらがなくなったら自分らしくないかも知れないのだけれど・・・。

そんな自分に少し焦っている。
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by cf-seria | 2006-07-18 08:11 | スポーツ栄養アドバイザー

蓮の花

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昨夏、蓮の花の絵を描いたのですが、

縁起でもないと不評でした。

まだ明けやらぬ早朝に蓮の花を見ると

何とも言えない気持ちになります。

洋の東西を問わず天界の象徴として

描かれてきたのが分かる気がします。

それにしても毎日暑い。

先日、タータントラックの上に温度計を置いたら

あっという間に52℃になっていました。

選手のみなさん、熱中症にはくれぐれも注意して下さい。

水分補給などは周知のことと思いますが、

規則正しい生活と朝食が大きなポイントです。

これは私しか言わない貴重なアドバイスです。

朝食べないと、脳がコントロール機能を失うからです。

それでも無理は禁物。

練習時間も考えて充実した夏期トレーニングを積んで下さい。

練習は裏切りません。

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by cf-seria | 2006-07-15 08:34 | 季節の花々

ゲネプロを終えて

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昨夜、ゲネプロを終えました。

あとは当日のリハーサルを残すのみです。

日頃、どんな練習をしているのか・・・。

スポーツ関係者からも質問を頂くことがあります。

これが一言で語るのが難しいんです。

おそらく、どこよりもユニークで

基礎的な練習が多いのだと思います。

ここで言う基礎とはもちろん歌う上での基礎練習。

そして、人として大切なファンダメンタル。

どちらが欠けても我々の音楽にはなり得ません。

歌う以前のことについてどれだけの時間が割かれていることか。

そういうことを大切にしてきたからこそ、

これまで40年近く続いているのだと思います。

日曜日、会場に集う皆様にとって

最良の一日になりますように。

精一杯歌います。
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by cf-seria | 2006-07-07 23:01 | 音楽と私

味覚

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昨夜の夕食は地元産ワラサの刺身。

食事の用意を始めた途端に

猫の目の輝きが変わります。

美味しいものというよりも、

体に良いものを感じ取る能力なのでしょう。

日頃はペットフードが多くなりがちですが、

決して味覚を失わないことに驚かされます。

それにひきかえ、人間はどうしてこうもあっさり

ジャンクに冒されてしまうのか・・・。

情けないったらありゃしない。

人間も野生を失ってはいけないんだ。

そう、思う。
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by cf-seria | 2006-07-06 12:23 | スポーツ栄養アドバイザー

正義感に触れて

久々に正義感に溢れる若者達に出会った。

彼らは皆、スポーツ栄養を志している。

おそらく、大学の講義では物足りず

志を同じくした学生が

大学や専門学校の垣根を越えて勉強会を行っているのだ。

月一回、自分たちで選定した教科書から

テーマを割り振り発表を行っているそうだ。

学生の発表はどれも興味深いものだった。

何より自分の意見を持っていること、

そして素晴らしい感性を持ち合わせているのが伝わってきて嬉しかった。

変に凝り固まっている訳ではなく、

自分の発言に対する意見や反応にもきちんと耳を傾けていた。

メンバーの一人一人に若者特有の潔癖さがあり、

目標に向けたひたむきさや純粋さは

同世代のアスリートにも勝るとも劣っていなかった。

いや正直言って、選手達は是非見習うべきである。

かくいう私も大変勉強になったと感謝している。

それゆえに思うことがある・・・。

その正義感を貫き通して欲しい。

企業や大学、そして教授の思惑に翻弄されることなく、

自分の感性を信じてスポーツ選手へ伝え続けて欲しい。

食に携わるということは

人としてどうあるべきかという命題と

いつも正面から付き合わなければならない。

つまり、人が人として豊に暮らしていくことを説くことになるわけだ。

そんな正義感が彼らの中にすでに芽吹き始めていることがすぐに分かった。

なかなか職域が確立されず、

イメージばかりが先行してしまっている仕事ではあるが、

彼らのような若者が必ず世の中に求められると私は信じている。

今後の活躍を心から祈る。
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by cf-seria | 2006-07-05 00:25 | スポーツ栄養アドバイザー